この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
依頼者様本人が相手保険会社に「事故と怪我との因果関係が認められないから賠償しない」と言われていた事案です。依頼者様は,自分で交渉を行っていたが,らちがあかず,事故から2年11か月以上が過ぎていました。時効が近づいていたのです。
解決への流れ
私は,時効にならないようにすぐに内容証明郵便を送付し,裁判を提起しました。事故現場に行って写真をとり,また,本人のバイクを用いて,その事故からその怪我が発生することを証明するため,事故の再現を行って写真を撮り,報告書を作成して提出しました。これにより,裁判官は,事故と怪我との因果関係が認められると相手方に伝えてくれて,約200万円の賠償を手にすることができました。
事件は現場が重要です。また,証拠をただ依頼者様が用意するのを待っているだけでは,なかなか良い解決には結びつきません。私は,自分で動き,依頼者様の最大限の利益を求めていくことを目指しております。